センター設立目的
八戸市は、昭和39年3月に新産業都市に指定され、北東北随一の工業都市として着実に発展してきました。
一方で、全国的に急速に進む工業化の側面として「公害」が社会問題となり、八戸市においても昭和40年前後には八戸市小中野地区の一部で、せきやタンが出るといった息苦しい症状の集団喘息障害(小中野ぜんそく)が発症。八戸市は、大気汚染等から市民の健康を守らなければならないということから、八戸市医師会と協議を行い、公害、成人病、学校保健、救急災害に取り組んできました。
同時に「市民の健康を守るためにはチェック機能が必要である」とのことから、各種健康診断のできる専門的健診センター建設構想が具体的にすすみ、昭和51年8月に「八戸市」、「八戸市医師会」、「八戸商工会議所」の三者提携により、財団が設立。昭和53年に健診業務がスタートしました。
現在、様々な社会環境の変化に伴い、医学・医療は急速な進歩を遂げており、国民の疾病構造も大きく変化し、健康に対する意識も日々変化しております。そのような中、当健診センターは、地域住民の健康保持増進に努め、健康で幸せな社会生活に貢献するため、利用者が満足できる最高のサービス提供を目指し、日々取り組んでおります。
設立当初の健診センター(昭和53年)
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